研究によって明らかにできること

 

【支援システムとしての実効性の面から】  本研究の実施によって,以 下の 3 課題を明らかにする.
•  学生のメンタルヘルスや 修学状況を経時的に明らかに する.
•  QOL や学力・修学状況とメンタルヘルスとの関連を明らかにする
メンタルヘルス支援に貢献する生活習慣(運動・食事・睡眠)とは何かを明らかにし、メンタルヘルス支援にとって最も重要となる,学生自身が self care すべき生活習慣をピックアップする.

 

同時に,これらは学生自身が知ることのできる教育内容,および体制とする.すなわち,全学必修である健康・スポーツ科学演習において,
@ 各自のメンタルヘルスの状況を把握させる.
A各自の生活習慣の状況を理解させ,改善すべき点を把握させる.
Bメンタルヘルスや修学に問題のある際の対処方法および友人や周囲の人がそのような状況になった際の対処方法を理解させる.

【研究上の観点から】
@運動習慣とメンタルヘルスや学力と関連することは示されている.しかし,学生にも適用可能な知見かどうかについては明らかではない.⇒本研究によって,学生における運動習慣の影響を明らかにする.
A 栄養や睡眠とメンタルヘルスや学力との関連については明らかではない.⇒本研究によって,栄養や睡眠といった,運動以外の生活習慣がメンタルヘルスに与える影響を明らかにする.


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